セルバ泉中央のチャレンジショップに
参加させていただいてから
3ヶ月が経とうとしています。
作家が自ら経営、販売するという
今まで経験のなかったシステムです。
先輩方にていねいに
研修をしていただいたおかげで、
時々ミスもしながらですが
マニュアルに頼らず
動けるくらいになってきました。
先日、お当番でお店にいたときに、
お客さまから「職人さんの手ですね」
と言われました。
漆が爪の間や指紋の溝に入り込むと
いくら洗っても完全にはとれません。
(ちなみにサラダ油で洗ってから、
石鹸で水洗いしいます)
下地や摺り漆の作業のときは
かぶれ予防を兼ねて、ビニ手を着用します。
ですが中塗以降の研ぎなどは、
塗り面の凹凸の確認に
目視以上に指先の感触が頼りですので
手袋をつけていては仕事になりません。
砥石や研ぎ炭を使うときは、
砥石を数回動かしては水を拭き取り
指先で確認する、
これを無数に繰り返して、
平滑な面に近づけていきます。
手を汚さずに仕事をするのは
不可能なのですが
お見苦しい手で接客はさすがに、、
と思い、当番の日はマニキュアを
するようにしていました。
でも今度はマニキュアに爪が負けて
ボロボロになってしまいました。
やむを得ず素手で
なるべく手先が見えないよう
気をつけていたのですが、
それにはやはり限界が。
お客さまは好意的に「職人の手」と
言ってくださいましたが、
(ご理解、ありがたいです!)
やっぱり大人の女性として
恥ずかしいですわ。。