ふと数えてみたら今回が
今年に入ってから35回目の漆教室でした。
去年1年の開催が
全部で20回だったのですが
いつの間にかそれを超えていました。
「漆器のある暮らしの豊かさ、
漆という素材の素晴らしさを
微力ながら伝えていくことができたら」
という思いで始めた教室
金継ぎのコースを作ってからは
「思い出をお直しする」という
新たなミッションも生まれ、
少しずつ少しずつ、
生徒さんが増えています
ありがたいことです
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で、その記念すべき35回目の教室に
スマホを忘れていく
うっかり講師。
金継ぎコース3名のうち、
お二人の作品をお預かりしたので
自宅に戻ってから撮影しました
お一人は4度目のレッスンで
自作の器のお直し
いよいよ次回はクライマックスの
粉蒔きですよ~ということで
今回は下塗り作業を
仕上げを金にするのか銀にするか
まだ迷っていたようで(笑)
実は、蒔く粉によって漆の色も変わります。
金粉を蒔くときには「弁柄」という色漆、
銀粉を蒔くときには「黒呂漆」
を塗って、乾くまえに粉を蒔くのですが
その前段階の下塗りに
同じ色の漆を使ってしまうと
粉蒔き用の漆を塗るときに
塗り残しが分かりづらいのです
塗り残しのある状態で粉を蒔けば
当然、金や銀の乗るべきところに
下塗りの漆の色が残ってしまうわけですね
こうなると残念なので、
なるべく下塗りと粉蒔き時の漆の色を
変えるようにしています
で、何色にしますか~
と、まだ迷いたい様子だった彼女に
決断を迫り、
「銀にします、、、、」
銀を蒔くときは黒漆!→
なので下塗りは弁柄漆!
ということで、下塗りしました。
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もうお一方は、
レッスン開始1時間前に
お電話で問い合わせをしてくださり、
初参加となりました
お席があれば当日でもご参加承ります!
思い立ったら吉日で
お問い合わせください。
沖縄のやちむん風の深皿2点
欠けの部分を錆で埋めました
もうお一人の作品は、
次回のお楽しみに!
セルバ文化教室
http://www.selvaselva.com/bunka/
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