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刻苧(こくそ)の木粉(きのこ)を炒りました

漆器の修繕や金継ぎに利用する

刻苧(こくそ)漆

 

刻苧とは

糊と木粉(きのこ、粒子の細かいおがくず)を

練り合わせて作る

自然素材のパテで

木工品の欠けやヒビを埋めるのに

広く使われます

 

そこに生漆(きうるし)を混ぜると

「刻苧漆」になります

 

その前準備として、

木粉をから炒りして水分を飛ばすんだよ、

と師匠に教わりました

 

恐らくパテが乾いたあとの

痩せが少なくなるとか、そんな理由だと思います

 

で、自宅でやってみたのですが

どこがゴールかまったく分からない。

 

火力は?

 

まあ、ごく弱火ですよね、

普通に考えて。

 

何分炒るの?

 

んん~、気がすむまで?

 

とりあえず、

過熱しすぎて燃えないように

常に木ヘラでかき混ぜながら

観察すること数分。

 

ちょっとよそ見をしていたら

煙が、、、っ!!

 

おおっ、と火を止めました。

 

 

なんとなくゴールがわかったような気がします。

 

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刻苧漆で欠けを陶器の欠けを埋めています